■早くも情報プロダクトの中間発表です。全12グループがテーマや気づきについてまとめ、そこからユーザーシナリオ、プロダクトのスケッチ、ラピッドプロトタイプの発表を行い、最後にシナリオに基づいたアクティングアウトを演じてもらいました。
■テーマや目的がはっきりしているグループほど伝わりやすいプレゼンテーションでした。逆にテーマの中で定義が曖昧なグループほど伝えるべきことが何かわからず、プレゼンテーションを作りにくかったようです。アクティングアウトも同様です。また提案に向かうに連れてテーマから離れていってしまったグループもありました。また、面白いアクティングアウトを目指しすぎて「演じて見せる目的」を忘れてしまっているグループもありました。次回以降、そのあたりも踏まえておくと楽しく、印象的でわかり易いアクティングアウトになると思います。
■またいくつかのグループで見られたのは単なるケータイアプリケーションになってしまっているアイデアです。ぜひテーマとそのシナリオから独自の情報プロダクトの形を探ってください。最初から現実を見すぎるとアイデアも広がりにくく、夢のない提案になってしまいます。
■プレゼンテーションを聞いている間は各自ポストイットを持ってコメントを書き、後でグループごとに回収する方式を採用。すぐにグループにフィードバックできるだけでなく、さらにコメントの内容を整理してマッピングできるという一石二鳥の方法でした。
■コメントの内容は様々ですが、すべてを鵜呑みにしない様にしてください。自分たちのやりたい事に肯定的な意見もあれば、逆に否定的な評価もあって当然です。大切なのは肯定的な意見には「提案のどのポイントが良かったのか」を、否定的な意見には「なぜ評価されなかったのか」を調べ、考える事です。アイデアの良い所を延ばし、悪かった部分には修正や割り切りが必要です。同じような突っ込みが次回以降のプレゼンで来たときにしっかりとデザインの意図を回答出来る様にしてください。
■次週はコンセプトの見直しをして、シーンやシナリオの再検討を行なうことと、A4用紙に情報プロダクトのアイデア展開を書いてくる事が宿題になります。
2009年11月5日木曜日
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